スマブラDLC考察 ~開発者が触れたスマブラ参戦について~
はじめに
どうもはじめまして!Twitterで「スマブラSP DLC考察垢(無責任男)」のアカウント名で活動している無責任男と言うものです。
(スマブラDLCにおける)最新情報や個人的な考察を用いて展開していますので是非フォローして下さい(基本相互です)...自己紹介はその辺にして早速考察に入りたいと思います‼
スマブラ参戦について開発者が触れた事例
スマブラ参戦において、キャラクターの参戦願望は誰しも抱く当然なコトです。しかし実情はそう甘くありません。今回は作品の開発者が指摘した「参戦に肯定的な意見」と「否定的とまでは行かないが参戦の危うい意見」をピックアップし皆さんと共有していこうと思います!
レイトン教授
2007年に発売された「レイトン教授と不思議な町」を皮切りに、2018年発売の最新作「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀DX」までメインタイトル全7作品を発売する「レイトン教授」シリーズ。売上本数は2019年時点で、シリーズ全世界累計出荷本数約1700万本を記録。
また国内版レイトンの声優が大泉洋、ルークの声を堀北真希が務めている。
そんな本作を開発・販売するレベル5の社長 日野晃博氏が、過去桜井さんに直接レイトン教授のスマブラ参戦を頼んだ事例があるのだ。
参考サイト:https://www.famitsu.com/game/news/1214066_1124.html
2008年福岡で開かれたトークショウイベントにて、桜井さんと日野氏が対談された際に日野氏が『(スマブラの)続編にはレイトンを入れてほしい。』と述べ、また『(レイトンの落とし込みは)桜井さんに全てお任せしますよ。』とも述べられている。そして海外版レイトンの声を担当するChristopher R Miller氏が「スマブラfor」時代にファンのスマブラ参戦要望に対して肯定的な意見を示していた。
デビルメイクライ(ダンテ)
2001年 シリーズ第一作であるPlay station向けソフトとして発売・開発された「デビルメイクライ」。シリーズ累計販売本数は約2000万本を記録し、カプコンタイトルでロックマンに次いで第5位にランクイン。
そんなデビルメイクライだが、2019年初頭、シリーズのディレクター伊津野英昭氏が海外メディアのインタビューにて”スマブラ ダンテ参戦”についてこの様に述べられている。
「(スマブラ参戦の前提条件として)まず最初にやるべきことは、どのゲームであれ何らかの形で任天堂プラットフォームに持ってくることです」。
2019年6月には無印「デビルメイクライ」、そして同年9月に「デビルメイクライ2」がNintendo switchにて発売された。
要するにダンテ参戦の条件は保障されたことになる。
テイルズ(ロイド・ユーリ等)
テイルズシリーズは1995年にバンダイナムコ(旧ナムコ)が販売・開発したロールプレイングゲーム。2019年時点で2000万本を突破するなど、バンダイナムコを代表するタイトルとして男女問わず多くの人気を集めている作品だ。
周知の事実、スマブラfor及びスマブラSPの開発はバンダイナムコが委託している。それもあってかfor時代のインタビューにて、バンダイナムコ関係者のコメントが記録されており、テイルズシリーズのプロデューサー吉積氏によるコメントも残されている。
このインタビューにて吉積氏は「テイルズキャラをスマブラ新作に出したい。」や「桜井さんに頼めば出してくれるかもしれない。」、「(スマブラSPプロデューサー)樋口義人氏も望んでいる」など非常に肯定的な意見を述べられていた。また吉積氏は、どのキャラをスマブラに参戦させるかと問われると「任天堂ゲームなのだから、シンフォニアやアビスなど、任天堂ハードで過去に出されたテイルズオブシリーズである必要がある」と、この様に答えた。
(下記画像:左 樋口義人氏・中央 桜井政博氏)
そしてスマブラfor時に追加されたMiiコスチューム「ロイド」配信後のファミ通コラムにて、桜井さんはこのように述べられている。(以下コラム本文引用)
ー20年の歴史がある「テイルズオブ」シリーズの中でロイドのコスチュームに決まったのはなぜでしょう?
桜井 他に適切なキャラクターはいないんじゃないかなぁ?
ー例えば、初代作の主人公クレスとか。
桜井 ・・・ここはロイドじゃないかなぁ(笑)。確かに、シリーズ1作目から選ぶという選択肢もあるかもしれませんが、古いタイトルになると原作者の監修が大変になる場合も多いですから。
そして画面端に「任天堂ハードではロイドが一番有名!?」とも記載。
この他にも、海外版テイルズオブシンフォニアの声優を務めるScott Menville氏がNDA(秘密保持契約)に同意のもと、何かしらの活動を水面下で行っている事も示唆した。
オーバーウォッチ(トレーサー等)
非常に旬なネタであるが、IGNのインタビューでBlizzard社のオーバーウォッチディレクタージェフ・カプラン氏がスマブラのオーバーウォッチキャラ参戦に意欲的な姿勢を見せた。
ジェフ「どのキャラクターでも好きに使ってください。」
誰か一人に絞るとしたらの質問に対して
ジェフ「トレーサーですね。彼女が我々のマスコットですから。」と発言した。
また今年10月16日にはオーバーウォッチのNintendo Switch移植が予定されている。スマブラ参戦の最低条件は満たしたことになる。
鉄拳(平八)
1994年にナムコから発売・開発された3D格闘ゲーム。全世界で累計販売本数4700万本以上を記録し、「最も長く続くビデオゲームの物語」としてギネス記録にも登録された日本を代表する格闘ゲームの一つだ。
そんな鉄拳だが、スマブラSPプロデューサーの桜井氏は要所で鉄拳について触れられている。それも賛否...両論の二分した発言だ。
まずは肯定的意見。
2014年次のE3で行われた『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/WiiU』のラウンドテーブルにて”パックマン参戦”を桜井さんご自身で解説された際、鉄拳平八について少し触れられていた。(以下当時の発言)
https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/229/229001/
桜井「ここだけの話、世界一のキャラクターゲームを目指しています。」と今後のスマブラの方向性を述べたのち...
桜井「ナムコのゲームと言えば平八・・・いや歴史の深さもあるしパックマンを頑張ってて入れてみました。」とジョークを交えて発言。
この認識を現在も持ち続けているのであれば、パックマンの次点に今後彼が選ばれる可能性が高いだろう。。。しかし、わたくし筆者自身は可能性低いとみている。
否定的意見
”桜井政博のゲームについて思うこと2”のファミ通コラムにて、桜井さんは鉄拳平八のスマブラ参戦で懸念される問題点に対して指摘している。
ーバンダイナムコということでは、ほかに候補に挙がっていたキャラクターはいたんですか?
桜井「いないです。基本的にキャラクターは最初に考えて、作れるだけ作るようにしていますから。でも、考えられるものとしては『鉄拳』の平八などがありましたね。
ー平八
桜井 そうです。だけど平八を『スマブラ』のルールで動かすのは難しい...。
桜井さんの発言のみならず、鉄拳シリーズのプロデューサー原田勝弘は鉄拳からのスマブラ参入に関して「ファンの反応がわからないから」と発言し、曖昧な意識でいるようだ。
キングダムハーツ(ソラ)
ディズニーとスクウェア・エニックスのタイアップにより制作された本作は、全世界で累計3000万本を突破するなど世界的に人気の高いロールプレイングゲームだ。ディズニーキャラクターが多数出演し、作品の重要な立場を担っている。そのため主人公ソラのスマブラ参戦により「ゲームマター」を大きく掲げる本作に、ミッキーマウスやドナルドダック等のアニメキャラが介入することを懸念視される。
またキングダムハーツのシリーズプロデューサー橋本真司氏が,過去にソラのスマブラSP参戦を完全に否定した。
Aujourd'hui j'ai pu rencontrer Shinji Hashimoto, vice-président et producteur de Square Enix (notamment FF et KH) lors d'une conférence à ma futur école #Genimage, c'était génial. j'ai pris plein de note.
— Forest (@Forest_ier) May 27, 2019
PS : On lui a posé la question et non, Sora n'est pas prévu dans SSBU. pic.twitter.com/5v8QQRzog2
龍が如く(桐生一馬)
2005年にSEGAゲームスより反社会的勢力をモチーフとして開発・発売されたアクションゲームである。シリーズの累計出荷本数は2018年時点で1100万本以上を記録。
企画発足当初は「日本の成人男性のみをターゲットとする」「海外では発売しない」というニッチな作品をコンセプトとして立ち上げた。けれども現在では海外展開も進めており「YAKUZA」というタイトルで販売している。
そんな龍が如くシリーズの主人公である桐生一馬のスマブラ参戦に対して、IGNが行ったインタビューでディレクター名越稔洋氏が以下のように述べられていた。
Q-ソニックやジョーカーといったSEGAやアトラスのキャラクターが『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に登場していますが、桐生や真島もいつか参戦しますか?
名越:桜井さんが欲しがらないだろう(笑)言われるなら全然いいですよ。でも彼が欲しがらない、たぶん。
ーースネークといったキャラクターもいるし、全然アリじゃないですか?
名越:まあ、スネークともちょっと違うんじゃない?
佐藤:スマブラのヒーローたちは人間離れした動きですから、桐生一馬勝てるかな....(笑)でも実現したら面白そうですね。
また名越さん曰く、Nintendo Switchへのタイトル展開は今のところ考えていないとも明言。
ニーアオートマタ(2B)
プレイステーション4・XBOX ONE・PC向けにスクウェア・エニックスとプラチナゲームズが開発・販売したアクションロールプレイング。本作はシリーズ2作目にあたる作品で、国内外合わせて400万本を記録した。昨今のゲーム作品の中でも非常に注目されている作品だ。
そんなニーアオートマタだが、2018年に開かれた「ゲーム界隈井戸端会議」にてプロデューサーの斎藤陽介氏が2Bのスマブラ参戦に触れている。(以下原文)
斎藤:ニーアがスマブラに呼ばれなかったのが悔しい。決めているのは桜井君でしょ?
斎藤:スマブラにペルソナ5来たのが凄い
小高:あれは3DSのペルソナQ絡みで出せたって事でしょ?
斎藤:そう それは絡みだと思うけど「品川の人たちは」結構グゥゥゥゥゥってなったんじゃないかな? どうなん?林さん
ファミ通林:いやいやwww僕は品川じゃないからwww でもTGAで任天堂とMSとソニーが並んだことは良い事だと思う
斎藤:そうだけど でもその二日前にプレイステーションアワードでペルソナ5賞貰ったじゃん。だから品川の人たちはグゥゥゥゥゥってなるでしょ?
クラウドとか他社のキャラでスマブラ参戦あったけど、だからってペルソナ5参戦のあんな発表ないじゃないですか・・・すごい皆盛り上がって・・・。
林:まぁいいじゃないですか
斎藤:あれでしょ?参戦させたの桜井君でしょ?
林:うん そうです
斎藤:はぁ・・・ニーアが呼ばれなかったのが悔しい
まとめ
おわりに
皆さんどうでしたか?初めてのブログ投稿でしたので不慣れなところが多々見受けられたかと思いますが、最後まで読んで頂けたでしょうか。
今回取り上げたものは、あくまで参考指標です。従ってこれらの発言がすべて正しい訳ではありません。参戦に肯定的であっても一概に参戦するという保証はありませんし、その逆も然りです。ですので一案として受け取って頂く事が大切だと思います!
これからも定期的にブログを更新していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。